前回は足利侵攻政策を継続する前提で書きましたが、
どうも難しい見通しとなったため今回は見直す事を前提に書いてみます。
侵攻相手としては、上杉・織田・雑賀・本願寺・斉藤・今川と6カ国考えられます。が、足利侵攻策で手痛い失敗をした教訓を生かすならば、敵対枠の空いていないもしくは空く見込みの無い国への侵攻策は控えたいところです。
上記の中で、現在敵対枠の空いている勢力は斉藤家しかありません、、、(´・ω・`)ハァ
斉藤侵攻は仕様上も可能ですが、斉藤侵攻策で国論が纏まるとは思えませんので除外します。
次に敵対枠の空く可能性ですが、北条家と同盟の武田家・三好家及び友好勢力(と思っています)である今川家・斉藤家の4国から持っている敵対枠を譲って貰う事になります。
各国の敵対枠は
武田家・・・上杉家
三好家・・・
浅井家・伊賀忍
今川家・・・上杉家・織田家
斉藤家・・・織田家
となっていますので、この4カ国ですが浅井家と伊賀忍は領土の関係で侵攻出来ませんので除外しますと上杉家織田家しか残りません。
武田家と斉藤家が敵対枠を無くす事は、合戦が無くなるという事になりますので簡単には行かないと考えますと、
交渉相手は今川家となります。
今川家に対して、無償で交渉するのか、同盟案を提示するのかは置いときます。
では両国の現状を見てみます。
<上杉家について>
現在武田家と合戦中であり敵対票は自由にならない。
従前より北条家に対し友好票を入れている。
浅井家と敵対同盟の合意があり、今川家の持っている敵対枠を浅井家へ移そうとしている
<織田家について>
斉藤家と合戦中であり敵対票は自由にならない。
従前より北条家に対し友好票を入れている。
朝倉家が敵対票を入れていますが、友好票の方が多く入っている。
朝倉家の意図が良く分からないのですが、
特に考慮する必要は無いのかな?西国の事情は良く分からんw
こうしてみてみますと、両家共に敵対枠を取る事は困難なようです。
まあ困難なのは最初から分かっているので、更に進めますw
<上杉家と織田家を比べた場合>
上手く事が運んだとしても、上杉家の敵対枠が移動する時に
浅井家が割り込んでくる可能性があります。同じ事は織田家にも言えまして、枠が移動する時までに
朝倉家等と敵対同盟を結ぶ事が考えられるのです。
従ってここまでの条件は
イーブンです。
敵対枠に割り込んでくると言う事は、
持っている敵対枠を手放す事でもあるので、その可能性について考えてみます
<上杉家・浅井家の場合>
浅井家の持っている敵対枠は伊賀忍・三好家。
どちらも北条からは攻められない為影響無しですね
<織田家・朝倉家の場合>
朝倉家の持っている敵対枠は本願寺家・雑賀衆。
やっと違いが出た(゚∀゚)どちらも北条から攻める事が可能です。
と言うかですね、
浅井家以外の勢力が織田家の敵対枠に入ってくる事は非常な困難を伴います。何故かと言うと、割り込んだ国が失った敵対枠の勢力を
北条家が攻める事が可能になるからです。
2例だけ例外があります。
1つは伊賀忍。
ただ伊賀忍の場合は即織田家との合戦を意味しますので可能性は低いでしょう。
もう1つが本願寺家。
本願寺家が朝倉家の敵対枠と交換に入り込んだ場合がちょっと問題ですが、この両国はお互い敵対票1位同士で合戦を繰り広げています。織田家の敵対同盟のために、両国が停戦合意出来るのか?更に朝倉家にとって、敵対枠が空くという不安定な状況を招くため隣国の斉藤家の動向を気にする必要が出てきます。この場合は織田家に押されている斉藤家(枠も空いていますし)が敵対先を変えれば北条が織田家の敵対を取る可能性もあります。朝倉家にとっては非常に困難なのではないでしょうか。
ここまでで分かった事。
上杉家は既に浅井家と敵対同盟の用意がある。
織田家が敵対同盟するには、ウルトラC級(古いなw)の外交戦略が必要。
さあ、答えが見えてきましたねw
つづく